退職したいと思ったのはいいものの、まずは何からしたらいいのだろう。。結婚していると一人の決断だけでは動けないのが現実。まずは”パートナーである夫を味方に”するべく、彼を巻き込んでいくことにしました。夫との実際の話し合いについて、流れをまとめました。
もう仕事したくない。会社辞めたいよ。。
…
退職したいと漠然と思い始めたのは数年前ですが、具体的に心に留まり始めたのはつい最近。とうとう「今日は働きたくない」と受け付けなくなって真剣に夫に打ち明けることに。最初は懐疑的だった夫も、私の様子から”只事ではない”と感じとってくれたのか、真剣に話を聞いてくれました。
コーヒーを飲みながら、夫がノートに議事メモを取りながら話し合った内容は主に以下3点
- 私が会社を辞めたい理由
- 夫が私に仕事をしていてほしい理由
- 家計
とりあえず「辞めたい」としか頭になかった私は、この話し合いのおかげで一旦冷静になりました。いざとなれば達者な口で丸め込もうとすることもできるけど、お互い納得して話を進めたい。
私が所属している会社は日本の人であればほぼ知っているだろう、という超有名企業。多分、私が夫以外の人に「辞めたい」と言っても、”「今が大変なのはわかるけど、絶対やめない方が良いよ」と言われる率”おそらく100%の超超優良企業。知ってる。私も大好きだもん。
だから散々迷ってきました。正直、夫に「もう辞めたい」と言った時も、まだ40%位は迷いがあったかもしれません。
しかし、話し合いを進めるうちにその気持ちはなくなっていくのでした。
議題①私が会社を辞めたい理由
1)子育てに専念したい
長女と長男が求める母の役割を満たしてあげたい。求めているものをしっかりと受け止め、”今、何を学んでいるんだろう”、”今、何がしたいんだろう”、”どんなサポートが必要なの?”と、自分なりに考えるなど、子どもに向き合いたい。精一杯やっているつもりでも復職してからずっと余裕がない。その原因は圧倒的に時間がない。
2)自分の裁量で自分の判断でできる仕事をしたい
超優良企業のため優秀な人しかいない。尊敬できる人はたくさんいる一方、もっとのびのびやりたいことができる環境はあるのではないかとずっと考えていた。そもそも会社の業種も、好きだけど、心底興味があるかと言われると、”そうでもない”。
勤務も定時に出社・退社をするのではなく、好きな時間に働きたい。勤務管理の概念が面倒。
議題②夫が私に仕事をしてほしい理由
1)お金
- 2馬力だから、自分(夫)に何かあっても安心できる。月XX万は稼いでいてほしい
- 以前は見栄や世間体を気にしていたが、今は妻が働いていないことに対しての世間体などは全く気にしない
- 会社の社格、ブランドはもったいないと思うけど。。
- 扶養には入らず自分で納税してほしい
2)ライフスタイル
- 共働きはカッコイイというイメージがある
- 育児が大変なのは重々承知しているが、仕事は何かしらしていてほしい
→個々が独立・自立しているスタイルが良いのは変わらない
議題③家計
ここまでの話し合いで
今の会社を退職しても、一定の収入があれば仕事のスタイルは何でもOK
ということがわかりました。お互い話し合って「あ、そっか。」と行き着いた結果でした。
正直、お互いに前とは主張が変化していたこともあったり「え、今そんな感じ?」と再認識することの方が多かったです。やはり時とともに、自分も、人も、関係性も変わっていくのですね。
では。いくら収入があればいいんだっけ?と家計簿と照らし合わせて確認。我が家の場合は、もう書いちゃいますけど私は23万円稼げばいいんだそう。
結構な額です。大変です。え、会社辞めれるのかな。笑
しかし夫的には一つアイディアがあるようで。大まかな作戦を聞いて「ちょっと俺に任せてもらえるかな」と夫の対応待ちになりました。その作戦は結構な長期戦で、私はあと半年は今のまま働かなければいけない様子。
ここは…踏ん張るしかない。
仕掛かりの業務もたくさんあるし。 (と、言い聞かす)
もし、一人だったら絶対辞めていなかったと思うこの会社。夫と二人でも辞めていないと思う。子どもがいるからこそお金は必要で働かなければいけないけど、子どもが大事だからこそ辞めたいという思いが出てきた。なんという矛盾。
夫の作戦準備中に私もできることをやろう。
まずはブログ、そしてもう一つ。これは自分でも案がある。
子どもが3歳と1歳なのは今だけ。
私も33歳なのは今だけ。
15年前は17歳。15年後は48歳。これからの15年なんて絶対早い💦
後悔しないように生きたいですよね。
夫と、子どもと、自分のために生きるワーキングマザーとして、やはりパートナーと真剣に向き合い、自分の気持ちを素直に伝えることが重要なのだと思い知らされました。そして何より、一人では到底たどり着けないであろう回答が、今回の話し合いで見つけ出せました。
その数日後、吐きそうな思いをして仕事をしている私に「俺も同じような経験をしたからその気持ち、とってもわかるよ…」と真摯に伝えてくた夫。ここ数年で一番頼もしく、一番カッコイイな…と思った瞬間でした。思いがけない一面を見ることができました。素直に言ってよかった。
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