2024年は娘の小学校受験に心血を注いだ一年でした。
無事、第一希望の私立小学校から合格をいただくことができ、春から新生活が始まっていますが
これまでのお受験に対する我が家の取り組みや心境などを記録します。
小学校受験は親の受験
「小学校受験は親の受験」とは、よく言ったものです。その通り過ぎました。未就学児の受験はやはり、親がやらねばならぬこと、親が考えなければならないことしかありません。
①学校研究
小学校受験における、親の仕事の第一歩です。
私たちは幸運でした。今回の受験対策を振り返ってみても、正直、学校研究が足りなかったとも思います。
たまたま良い学校が近くにあって、たまたま最寄りの幼児教室がその学校に強くて、たまたま私たち家庭とその学校の相性が良くて、幸運なことに娘とその学校の相性も抜群・・という運に恵まれした。
いざ出願をすると、学校研究の足りなさに直面しました。当初、4校ほど受験しようと準備を進めていましたが、学校の面接日時がちょうど重なり、結局面接が受けられない!という事態に直面しました。出願してみないとわからないことだらけです。もっと手広く研究しておくんだった=可能性をたくさん残しておくんだった、と素直に思いました。
下の息子の受験では、中学、高校、大学までのパスを視野に入れ、積極的に足を運んで研究しよう・・と心に留めました。
②願書
親の仕事の山場その1です。願書がこんなに大変だとは・・・・・・・・・・・・・・
どうにかなるでしょ!と取り掛かるのが遅すぎました。幼児教室に通っていらっしゃるのであれば、先生に大体、志望校の願書の必要文字数が何文字くらいなのかあらかじめ伺って、早急に作文するに限ると思いました。いつまで経っても完成しませんよ(ボソリ)
おすすめの出願グッズです!
③面接対策
面接の質問内容が載っている過去問(伸芽会など)から、対策しました。幼児教室の季節講習を受講すると、その幼児教室が蓄積している情報をもらえることもあります。それでひたすら練習です。面接の質問内容を見ていると、その学校が何を求めているのか窺い知ることができるように思います。
そして、親でも空気に飲まれます。仕事で面接を何度もやっていても、受ける立場になると、しかも家庭のことや教育のこと、志望理由や子どものことを話すとなると途端に余裕がなくなります。
我が家では3校分の面接練習を、夫婦で計7〜8時間行いました。(それぞれ個別での練習は換算してません)それでも本命の学校の面接は散々でした。言いたいことの3分の1も伝えられませんでした・・。よく受かったなぁと今でも思います。とにかく反復練習ですね!

面接は娘が一番上手でした。
番外編:夫のスーツ
今回のために新調しましたとも。2月くらいに作りに行きました。詳細は伊勢丹のお受験スーツ特集をご覧くださいw (五大陸で作りました。)セミオーダーです。ネクタイも濃紺。面接当日は水色の方もいらっしゃいましたが、濃紺で良いと思いました。レギュラーカラーのシャツも勿論新調。濃紺の靴下、濃紺の綿のハンカチは近所のスーツ屋さんで購入しました。
そしてなんと言っても革靴!!おすすめは断然asicsの革靴です!靴擦れ皆無だそうです。実は伊勢丹で革靴も購入したのですが、靴擦れが酷くて買い直しました。アシックス万歳。
父親のお受験スーツの選び方。面接で好印象を与える服装のポイントとは



その後の卒園式や入学式までずっと着用しています。1着は父親着として持っておいて損はないなぁと思いました。
娘のこと
娘は新年中からお教室に通い始めました。
年中はお勉強と体操、年長からお勉強、体操に加え、志望校に特化したクラスも受講しました。
とにかく毎日お勉強や宿題、練習。コツコツ積み重ねでやり続けることを大切にしていました。
幸い、娘は誰に似たのかお行儀が良い方で、きっとお受験向きでした。
娘云々より、親が怒らないように注意し続ける毎日でした。
私立小学校に入ってみて
4月は怒涛でした。
兎にも角にも新生活。朝起きる時間も違えば、通学時間も増えます。
ですが、1ヶ月でやっと慣れてきたように思います。
娘も一人で登下校できるようになったり、私もお休みの日も5時起きが定着したりしました。
そして何より、やっぱり環境がいい。
…と、親が素直に思えることがいい。
きっと素敵な学校はたくさんあります。
しかし学校研究をして、
受験に向けて家族で話し合って、
娘の将来を考えて、
家庭のあり方を再確認して、
学校とのマッチングを考えて、
信頼できる学校に娘をおまかせする、、
そんな過程を経たからこそ、私たちが安心して娘の手を離していけることが一番嬉しいことなんだと思いました。
宿題が多くたって、毎日お弁当だって、お便りが多くたって、ルールが厳しくたって
全て好意的に受け止められます。だって見ている方向や目指している教育が一緒だから。
とてもありがたく、感謝して毎日を過ごしています。
受験してよかった!
そしてお受験はつづく…
次は息子の番です。
女の子と男の子の受験の様子が全く異なっていて、一から勉強し直す日々。でも楽しいです。
引き続き、頑張ります!
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